BLACKWING 55 | デザインを美しく見せる「黄金比」を称えた限定エディション

かつてEberhard Faber社が製造・販売した鉛筆BLACKWINGの復刻品に、VOLUMESコレクション「BLACKWING55」が登場です。木軸は黄金比に近似する数値「フィボナッチ数列」からインスパイアされたデザイン。私達が本能的美しさを感じるバランスを計算して作られています。芯は硬さと柔らかさのバランスがよく、文字にも絵を描くにも適したbalance(2B程度)を使用しています。

色は消しゴムのサーモンピンクを基準にし、その補色であるティールブルーと中間色のグレーを採用しています。全てにおいてバランス＝黄金比が計算され、完璧で美しい配色を生み出しました。

1ダースセット(12本入り)は黄金長方形をデザインした専用ボックスに入っています。

ナンバー[55]の意味

黄金比の比率＝[1:1.618...]になる数字の連なり＝数列[1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,...]をフィボナッチ数列と呼び、ナンバー[55]はこの数列に現れる数値から付けられました。木軸のデザインは、各色のブロックの幅が前の2色のブロックの幅を足したサイズになっており、鉛筆の軸にあわせてミリ単位でデザインされています。

コラム：The Fibonacci Pencil

「黄金比（1 : 1.61803）...」は自然界や芸術、デザイン分野で見られる数学的比率です。歴史的建造物や美術品をはじめ、近代ではデザインや写真などにも取り入れられており、頭では理解できなくとも世の中には「美しい」と感じるバランスの取れた構図がいたるところに存在しています。

黄金比の構図は、ヒマワリの種の配列や貝殻の螺旋、絵画「モナリザ」、建造物「パルテノン神殿」などがよく知られています。また目で見えるもの以外にも、バッハやベートーベンなどが生み出す旋律も黄金比と言われています。

あらゆるデザインをバランスよく美しく見せる構成要素となる黄金比。BLACKWING55は多くのアーティスト、クリエイターが無意識の中で黄金比をイメージできるようにという思いから作られています。